イタリア

ナポリ

ヴェスヴィオを望む南イタリア最大の港町。地下鉄も券も会社ごとに割れて動く。

タクシー・NCC(配車)

乗り場で拾うか電話とアプリで呼ぶ。市の定額運賃は乗る前に求めれば運転手は拒否できず、適用中はメーターにF0.00が出るので、その場で検算できる。

5日前に更新

  • 〜2026年12月31日

    乗合タクシー€6.00は2026年末までの措置

    空港・中央駅・モロベヴェレッロを結ぶ1人€6.00の乗合タクシーは、2019年に始まった枠組みを市が何度か延長してきたもので、延長は2022年5月・2024年1月・2025年12月と不定期。いまの根拠は2025年12月の命令で、有効期限は2026年12月31日。延長されなければこの値段ごと消える。運転手は専用の乗り場で3人揃うまで待ってから走り出す。

乗り方

  1. 1
    乗り場で拾うか電話で呼ぶ
    乗り場に車か客が待っている時、その100m以内では拾えない。無線(081 2222)で呼んだ車は例外。
  2. 2
    走り出す前に定額を求める
    求められた運転手は断れない。経路と額を書いた領収書を出発前に渡す決まり。
  3. 3
    カードで払うなら先に伝える
    市の規則は端末の搭載を義務づけていない。現金も持って乗る。
  4. 4
    メーターの表示を確かめる
    定額ならF0.00。メーターなら発車で動き、降りる時に止めて額を見せる決まり。
  5. 5
    降りる時に領収書をもらう
    求めれば必ず出る。ドアの4桁のC.P.番号を控えておくと苦情に使える。

料金の目安

定額ルート6

旧市街ZTL⇔港・中央駅
港も中央駅も€11.00、海岸のホテル街は€12.00。1台あたり割増込み。
11〜12 EUR 約1,990〜2,180円
港・モロベヴェレッロ⇔中央駅
ピアッツァ・ムニチピオも同じ枠。船に乗る日はこの1本で足りる。
15.5 EUR 約2,810円
ポンペイ遺跡(片道)
1台あたり割増込み。高速代とミニバン割増だけ別に払う。
70 EUR 約12,690円
ソレント(片道)
1台あたり。同じ表にアマルフィ海岸の各町の片道定額も並んでいる。
125 EUR 約22,670円
ヴェスヴィオ国立公園(片道)
1台あたりで、割増は込み。別に払うのは高速代だけ。
65 EUR 約11,790円
乗合タクシー(1人あたり)
空港・中央駅・モロベヴェレッロを結ぶ。荷物代は込みで、3人揃うと出る。
6 EUR 約1,090円

メーターの内訳10

最低料金(コルサ・ミニマ)
メーターがこの額に届かなくてもこの額を払う。割増は上に乗る。
5 EUR 約910円
初乗り(平日6〜22時)
走り出しに乗る固定額。ここに距離と時間の加算が積まれる。
4 EUR 約730円
初乗り(休日6〜22時)
平日昼の倍近い。定額運賃なら休日でも額は変わらない。
7.5 EUR 約1,360円
初乗り(毎日22〜6時)
平日も休日も同じ。定額運賃なら夜でも額は変わらない。
7.5 EUR 約1,360円
メーターの加算(42mごと)
時速20km未満で止まっている間は7秒ごとに同じ額が乗る。
0.05 EUR 約9円
市内5kmの標準例(市が公表)
荷物なし1人・平日の昼・5km・停車5分で市が計算した目安。
12.1 EUR 約2,190円
無線・電話で呼んだときの割増
メーター運賃に乗る。定額運賃にはこの割増が最初から含まれる。
1.7 EUR 約310円
荷物の割増(1個ごと)
40x30x20cmを超える荷物に1個ずつ。定額運賃には込み。
0.5 EUR 約91円
小型ペットの割増
1匹ごと。盲導犬は無料で、断ることも割増を取ることもできない。
2.3 EUR 約420円
ミニバン割増(5人以上)
1台あたり。定額運賃でもこれと高速代の2つだけは別に払う。
5 EUR 約910円

参考換算は2026年9月5日時点の為替レートによる概算です

正規のタクシーは白い車体で、4桁のC.P.番号がドアと車内に出ている。乗り場で拾うほか、無線配車(Consortaxi 081 2222・081 202020=24時間)やアプリで呼べる。ナポリで動くアプリはUber・FREE NOW・itTaxi・Wetaxi。ただしUberでタクシーを呼べるかはUber自身の面で割れていて、空港ページのFAQは「呼べない」と答える一方、2020年9月にナポリでUber Taxiを始めたと告知する自社ブログが残っている。確実に動くのはNCCのBlackとVanなので、タクシーが出るかはアプリを開いて確かめる。NCCは予約専用で、公共の乗り場に待機できず路上で手を挙げても止まらない(空港・港・駅では市がNCC用の枠を別に指定できる)。通常のメーター運賃には1割引の区分が4つある——病院への乗車、障害のある乗客、22時から6時にひとりで乗る女性、付添のいない70歳以上。定額運賃には効かない。

支払い

車内でのカード決済
端末を積んでいない車がありうる
全国法でカード拒否は不可。市の規則は端末搭載を義務づけない
アプリ乗車
現金
車内: 現金が基本。市の規則はカード等を任意の追加と書く

タップでアプリの入手先

基本情報

運行時間
無線配車は24時間
初乗り
11 EUR〜

注意

  • 声をかけてくる車には乗らない

    市警察は2026年2月、私服も交えてピアッツァ・ガリバルディと空港周辺を取り締まり、無許可で客を運んでいた運転手4人を摘発した。SNSや配布物で客を集める形が増えているという。正規のタクシーは白い車体(市の規則が定める車両要件)で、4桁のC.P.番号がドアと車内の両方に出ている。乗る前にその番号を控えておけば、あとから市へ苦情を出せる。宛先は [email protected] で、市の苦情様式に番号を書いて送る。

  • 市外へ行く乗車は断られてもよい

    ポンペイやソレントのように市の外へ出る乗車は、運転手に応じる義務がない。断られても不正ではないので、乗り場で何台か当たることになる。応じてもらってメーターで行く場合、運転手が空車で戻ることになる乗車では、5割に落とした料率で計ったメーターの表示額の倍が乗車全体の料金になる。倍になるのは戻りの区間だけではないので、降車時の表示を2倍した額で検算する。割増はそれとは別に客が払う。客を乗せたまま戻る往復なら5割引と料金表は書いている。片道の定額が定められた行き先なら、走り出す前に定額を求めたほうが額が読める。

時刻表

運行時間 無線配車は24時間
最新の時刻・運行状況は公式サイトでご確認ください