検証の進め方
最終更新: 2026年8月10日
Starnaは「その都市で、実際にどうやって乗るか」を書いています。運賃や決済方法は静かに変わるもので、古い情報は現地では役に立ちません。ここでは、掲載している情報をどうやって確かめ、どうやって古くなったことに気づくようにしているかを書きます。
情報源の優先順位
情報は、次の順で信頼できるものから採ります。
- 交通事業者の公式データ — 公式に配布されているGTFS(時刻表・路線・駅の標準形式)や公式API。路線図と運行時間の骨格はここから作ります
- 交通事業者の公式サイト — 運賃表・チケットの買い方・決済対応など、データとして配布されていない情報
- 写真 — 運営者と家族が現地で撮影した一次情報を優先します。それが揃うまでは、Wikimedia Commonsなどのライセンス表記付き写真を、撮影者・出典を明示して使います。キャプションの主張はガイド本文・公式情報と突き合わせ、出典のないものは載せません
- 第三者のサイト — 照合のためだけに使い、それ単独を根拠に掲載することはありません
路線図は公式の地図画像を使わず、公式データから自前で描いています。掲載しているアプリはブランドカラーとテキストで表記し、アイコン画像は使いません。
更新日を必ず出す
すべてのガイドに最終更新日を表示しています。加えて、経過日数に応じた3段階のドットを添えています。
- 緑 — 30日以内に更新
- 琥珀 — 180日以内に更新
- グレー — それより前。見直しの対象です
時刻表は「版」の単位で管理していて、取得した日付を「◯月◯日時点」として画面に出し、公式サイトへのリンクを必ず併記しています。運賃の参考換算(円・ドル)も、為替レートの取得日を添えています。
古い情報を隠さないことを方針にしています。更新から時間が経ったものは、経ったと分かるように出します。
「わからない」を「使えない」と書かない
クレジットカードの対応は、使える・使えない・未確認の3つで扱います。2つに丸めません。
たとえば「JCBが使えるかどうか公式に記載がなく、現地でも確認できていない」場合、それは「使えない」ではなく「未確認」です。改札の前で判断を誤ると実害が出る情報なので、確認できていないことは確認できていないと書きます。
AIを使う工程と、使わない工程
公式サイトの長い文章から運賃や営業時間を読み取る作業や、下書きの作成には、AIを使っています。抽出結果は機械的な検証(形式・語彙・出典のチェック)にかけたうえで、人間の確認を組み合わせて公開する流れにしています。
また、リンク先のURLはAIやプログラムに書かせない設計にしています(差し替えによる誘導を防ぐため、すべて人手で管理しています)。
変わったことに気づく仕組み
登録した公式ページを定期的に取得し、内容が変わっていないかを機械的に監視しています。変更を検知したページは再検証の対象に入ります。
とはいえ、公式サイトに載る前に現場が変わることもあります。掲載内容と違っていたら教えてください。 いただいた報告は必ず読み、確認のうえ修正します。
それでも、最後は公式で
Starnaは現地で迷わないための下調べに使ってください。運賃改定や工事による変更など、こちらの検証が追いつかない変化は起こり得ます。運賃と運行情報の最終確認は、各交通事業者の公式情報でお願いします。 各ページに公式サイトへのリンクを置いています。